挫傷って？

　外力によって、皮下組織や筋肉、腱などが損傷する事です。

　筋肉に損傷を受けたものを筋挫傷といいます。

　痛み、腫れ、内出血を伴います。

　広義の意味でとらえると、打撲も挫傷に入ります。

筋挫傷の種類

　①直達性外力によるもの

　　打撃や衝突などの機械的圧縮作用（打撲）により、筋肉や筋膜が損傷した挫傷。

　②介達性外力によるもの

　　筋肉の過伸展、あるいは筋肉自体の収縮力による張力によって起こる挫傷。

　　肉離れ、筋違いなどがこれに当てはまります。

　　肉離れなど重度のものは断裂部分の修復に6週～8週

　　機能回復に3か月～6か月程度かかると言われています。

　　筋違いなどの軽度なものは4～6日程度で回復します。

応急処置の基本はRICE

　　①REST：安静。

　　   痛む場所を動かさず、なるべく安静に過ごします。

　　②ICE：冷やす。

　　　 氷や冷水で患部を冷やします。

　　　  軽度の捻挫の場合は冷やすと治りが遅くなるので、

　　　  重度の捻挫で、腫れや内出血を抑えるために冷やします。

　　③COMPRESSION：圧迫。

　　　    腫れや内出血がひどい場合は、抑えるために

　　　    包帯などで軽い圧迫します。強く圧迫すると血液循環が悪くなるので気をつけましょう。

　　④ELEVATION：拳上

　　　　腫れや内出血、うっ血などを防ぐために、患部を心臓より高い位置に上げておきます。

お困りの方は当院へお越しください。

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