突然の肩の痛み、肩を上げた時に痛い、寝ている間も痛い。
中高年から増えてくると言われる、五十肩。
今回は五十肩の症状や原因について解説します。
・五十肩とは?
正式には「肩関節周囲炎」と言われています。
関節周囲の筋肉や腱などの間には、関節の可動を滑らかにするために
滑液胞と呼ばれる潤滑液の役割をする液体が存在します。
老化により、滑液胞や筋肉、腱に炎症が起き痛みが生じる事を言います。
初期は肩を動かすと痛む程度ですが、安静にしても痛むようになり可動域が狭くなります。
特につらいのが、寝ている最中に痛みが増す夜間痛です。
五十肩の場合、片側の肩にだけ痛みがあるのが特徴です。
・原因
はっきりとした原因はわかってはいません。
加齢に伴い増えることから、老化により関節周囲に炎症が起きると考えられています。
・改善法
時間がたてば炎症が治まり痛みが軽くなってきますが、
関節、筋肉の緊張があり、可動域は悪いままです。
痛みが伴いますが動かせる範囲で、動かすことが大事になります。
当院では痛みの緩和と可動域の改善のために
手技、電気、鍼などを行います。
急性期の炎症がある状態であれば冷やすこともオススメです。
慢性期の炎症がなくなった後は、温めて血流を良くしましょう。
・夜間痛について
夜間痛が起こる原因としては、寝ている姿勢により
肩の関節が伸ばされたり刺激されることで起こります。
仰向けの場合、重力により肩が地面の方に伸ばされるために起こるので、
寝具と肩の間にタオルなどを挟み、高さをつけてあげましょう。
痛い方を上に、横向きに寝るのもいいです。
マクラが高すぎたり、低すぎることも痛みを誘発します。
上半身から下半身にかけて傾斜をつけると、負担が軽減します。
・五十肩に似た痛みのある症状
五十肩以外にも肩の痛みが起こるものがあります。
五十肩と間違えられやすいです。
①腱板断裂(腱板損傷)
詳しくはこちら↓
腱板断裂(腱板損傷)について
②石灰沈着性腱板炎
詳しくはこちら↓
石灰沈着性腱板炎について
③変形性肩関節
詳しくはこちら↓
変形性肩関節症について
五十肩でお悩みの方は当院へお越しください。
皆様に合った施術を提案致します。
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